正しいシューズ選びで山登りが楽に
道具選びも登山道技術の1つです。
一番最初に揃えたいのはなんといっても登山靴。
正しいサイズや形選びが疲労や怪我予防につながります。
今回は初心者が初めて登山靴を購入する際の正しい登山靴選びのポイントを紹介します。
初心者が知っておきたい正しい登山靴の選び方 ネット購入はNG
自分の足の正しいサイズを知っていますか?
大体いつも履いている靴のサイズがこれくらいだからと、登山靴をいつものように選びいざ試し履きをしてみると、普段履いてる靴のサイズと自分に合う靴のサイズが異なる場合がほとんどです。
理由は足の幅。同じサイズでもメーカーによって幅が異なるため、初めての登山靴選びはネットではなく登山靴の専門店でいくつかの種類をはき比べ慎重に選びましょう。
その時に大事なことは、実際に登山をする時を想定して試し履きを必ずすること。
専門店では登山用の中厚手の靴下や岩場に見立てた傾斜板などが用意されています。実際に靴を履いて歩いてみて、違和感や圧迫感がないか確認しましょう。
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知っておきたい正しい登山靴の選び方 素材にも注目
登山靴選びのポイント
気をつけたいのはアッパー(靴ひものある方、靴の上面部)とソールの硬さや素材、フィット感です。
①アッパーの高さ
アッパーの高さは足の甲から足首を覆うアッパーの高さによって3種類に分けられます。
・ロー (ジョギングシューズと同じ形。軽いウォーキング向き)
・ミドル (アッパーがくるぶしまで。ハイキングや一般的な登山向け)
・ハイ (アッパーがふくらはぎまで。雪山などハードな登山向け)
初心者の人が購入するのにおすすめなのはミドルです。
②アッパーの素材の違い
通気性や強度によって素材が変わってきます。
通気性が良く軽いナイロンや強度の強い革などがあります。
ナイロンは軽くてハイキング程度には良いですが、悪路や岩場ではかえって疲れてしまうかも。オール革のものは強度も強く安定感がありますが重いので山登り用の筋力がついてないうちは疲れてしまうでしょう。
おすすめは強度が必要な部分だけに革を使用したコンビタイプ。
ほとんどのエントリーモデルがこのコンビタイプですが、デザインやウエアの色とのコーデも考えて選びましょう。
③フィット感
登山靴は1日中履くものだから、フィッティングは念入りに行いたい。
足首の長さや甲の高さ、足裏の幅などをくまなくチェックして、つま先が当たらない程度のものを選ぼう。
試し履きは必ずするようにして、店内を歩きまわって足の一部が特に強く圧迫されないかをチェックしましょう。
初心者が知っておきたい正しい登山靴の選び方 まとめ
まとめると
・最初の登山靴選びは一度試し履きを必ずしよう。ネットで購入する時も一度店舗で確認してから同じ型番のものをさがすようにすること
・デザインだけでなく必ず自分にフィットしているかどうかを重視する