絶対に許さない
当サイトでも以前紹介し、ニュース等で既報なのでご存知の方も多いと思いますが、今年2017年8月にさいたま市の税理士大矢誠被告(52 男)が、自宅近所の野良猫を大量に虐待死させ、その様子を動画で撮影しインターネット上に公開し逮捕されました。
猫を虐待した税理士に愛猫家が立ち上がった 署名運動で厳罰なるか
ここで愛猫家たちが立ち上がり、署名活動をすることにより世間の注目を集め、大矢被告が略式ではなく起訴されることや今後同様な悲惨な事件が起きないよう、厳罰化による抑止力を高めることを目的として活動をしました。
大矢被告はその後9月26日に余罪で13匹の猫の殺害が新たになったことから追起訴されており、初公判の日程が10月26日以降にずれ込むと見られています。
現在、署名活動は現在11万を超えておりまだまだ増えそうです。署名活動は提出場所の変更などもあるので、こまめに提出をお願いしています。
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金曜の夜21時ににツイッターで抗議運動
金曜の夜21時にツイッター上で、#大矢誠というつぶやきが大量に見られました。
これはツイートストームという特定のキーワードをハッシュタグに用いて特定のアカウントを対象とする、あるいは、単に同じ話題について言及する、といった共通性を持つツイートが、ほぼ同じタイミングで大量に投稿されることによって発生することを狙ったもの。
パブリックタイムラインやTwitterトレンドに一挙がその単語に集中するため、多くのTwitterユーザーの注目を集め訴えかける効果が期待できるのです。
最近では金曜ロードショーの放映に合わせた「パルス」や「あけおめ」などが有名です。
今回、愛猫家たちの間でSNSを通じて拡散したこの現象は、大矢誠被告の事件を初公判まで風化させないこと、必ず実刑にもちこみたいので世論を動かしたいという愛猫家たちの行動でした。
おそらく今後も同様の動きは初公判やそれ以降も続くと思われます。
なぜこんなに大規模な広がりをみせているのか
以前から動物虐待のニュースはありましたが、今回はかつてないほど被告に対しての批判が全国的な広まりを見せています。
何故こんなに大規模な広がりをみせているのでしょう?
原因として考えれるのは、大矢被告の残虐さや逮捕後の言動から再犯の恐れが強いこと、またネット上に猫虐待を支持する同様の危険な思考をもつ者が多数いることが判明したため、大矢被告への厳罰化を通してその不特定多数の虐待支持者たちへの警告の意味合いが強いといえます。
動物虐待といえば、かつて日本中を震撼させた神戸連続児童殺傷事件の犯人の少年が有名ですが、今まではその犯人の精神的疾患のように限定的に捉えられていました。
今回の大矢被告のように社会的地位もあるごく一般的な市民の裏側の顔、また彼を称賛していたネットの中の住人という不特定多数の虐待予備軍がいることが判明したことが、今回愛猫家をはじめとする多くの良心のある人達を巻き込んでいるのだと思われます。
今回のツイッターだけでなく、現在報道各局やメディアに大矢誠被告の事件を風化させないよう特集をするように働きかけている動きも見られます。
署名活動はまだまだ続く
今回の事件をきっかけに、大矢容疑者が厳罰を受けることで今後の犯罪予備軍に対しての抑止力になるとして、2018年の法改正を目指してさらに署名活動は続けられるようです。
猫虐待防止にご協力を署名先はこちら
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