我が家の最近の悩みは長男猫(オス 15歳)のマーキング行為。子猫時代から臆病なところがあったので、引っ越しや来客の時など不安になるとトイレ以外にシャーっとオシッコをすることがあったのですが、最近は何も無いときにもトイレ以外での排尿行為をしてしまいます。
これって認知症の症状!?
夜泣きや徘徊行為は無いのですが、そういえばたまにゴハンを食べたばかりなのにまた要求することもあります。
気になったので今回は猫の認知症について調べてみました。
11歳以上の猫の4分の1は認知症?
猫の認知症行動は人間の認知症に比べてまだ不明なことが多いようですが、18歳以上で発症することが多いようです。脳の経年変化が原因です。
しかし実は11歳以上の猫の4分の1に認知行動が見られたり、認知症予備軍とされている研究結果もあるようです。
猫の生活環境の改善により昔に比べて大幅に寿命が伸びたことで、以前はあまり問題にならなかった認知症が注目されているのです。
こんな行動をしたら猫の認知症?
猫の認知症で多いのは見当識障害、睡眠覚醒周期障害、不適切排尿、社会的交流障害、活動性障害の5パターンです。
見当識障害は徘徊や迷子など、人や物の区別がわからなくなることです。同じところをグルグル回ったり、人や物のにぶつかったりします。
睡眠覚醒周期障害は一日中寝ているなど睡眠時間が長くなったり、夜中に起きて夜泣きしたりすることです。
不適切排尿はその名の通りトイレ以外での排尿行為が増えることです。トイレの場所がわからなくなっている可能性があります。ウチの長男猫がこれに該当するのではと危惧しています。
社会的交流障害は名前を呼んでも反応しなかったり、無関心になることが多いようです。また性格が変わったかのように怒りぽくなったり怯えたりすることもあります。
ただ、名前を呼んでも反応がしないのは耳が遠くなった可能性もあります。
活動性障害とは毛繕いをしてばかり、もしくは全然しない、ゴハンの好みの変化、食欲不振、逆に常に食事の要求などがあります。ウチの長男猫は食欲はもともと旺盛なのですが、たまにゴハンを食べたこと忘れてしまったのかと思うくらい頻繁に要求をすることがあります。
猫の認知症 治療方法は?
こうしてみると我が家の長男猫はいくつか認知症に当てはまることがありそうです。
何か良い治療方法はあるのでしょうか?
こちらはだいぶ調べたのですが、結論としては今のところ特効薬は無いようです。脳への刺激や活性化を目的として、脳の現状を保つためのサプリメントを飲ませるのが一番のようでした。
では脳に良いサプリメントは何が良いのかというと、ドーパミンを生成させる物質の摂取や抗酸化作用のある物質の摂取だそうです。
ドーパミンを生成させる物質には、DHAやEPAが有名です。抗酸化作用がある物質はビタミンEなどがあります。またストレスも抗酸化作用の敵なので、なるべくストレスがかからないような環境づくりが大事になります。
これらの成分が入っているペットフードや、サプリメントをあげるのが良さそうです。
まとめ
私は家族全員猫好きなため、幼少の頃からたくさんの猫達と暮らしてきました。20年以上も生きてくれた子も何匹かいたのですが今まであまり認知症行動で悩んだことはありませんでした。
生活スタイルが昔と違うからこそ生まれた新たな問題だと思います。保護猫だった仔猫時代から知っている長男猫が自分を超えてジィさんになって認知症になるのは複雑な気分ですが、やっぱり愛らしいことに変わりは無いです。これからもいっぱい話しかけたり遊んだり愛情を注ぎたいと思います。
ちなみに調べたサプリメントで一番美味しそうで評判が良かったのが、毎日一緒という静岡で作られているサプリメントでしたので一応紹介しておきますね。
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