シニア猫になると歯周病などで歯や歯茎が弱くなり、大きめのドライフードの咀嚼力が落ちてきます。
今までお気に入りだったドライフードを食べなくなったり、残してしまうようになったらフードの見直しや変更をしてあげましょう。
また、猫がよく吐くような時には、ドライフードを噛まずに丸飲みしていることが原因かも。ドライフードの粒が大きく消化できていないかもしれません。

食事に一工夫してあげるときにおすすめなのがフードクラッシャーです。
フードクラッシャーとは 高齢猫や仔猫のごはんづくりに
フードクラッシャーは食材を刃で回転して細かくすることで、細かくて食べやすい大きさにできます。
食べにくい硬いドライフードや苦手な食材も食べやすくなり食欲が旺盛になることが期待できます。また、ふりかけにすることで、食事にアクセントをつけることもできとても便利です。
フードクラッシャーを使用する時に気をつけることは
フードクラッシャーは必ず犬、猫などペット専用のものを選びましょう。
また刃こぼれなどして混入、誤飲してしまったら大変なので、必ず用法を守ってください。
定められた以外のガムなどの食材は硬くて刃こぼれの原因になるのでNGです。
手づくりゴハンの時などのときに気をつけたいのですが、電子レンジの使用はできないので注意です。変形、破損の原因になります。
お薬などを砕くピルカッターとしても使える?
動物病院で処方されたお薬を猫ちゃんに飲ませてようとするととても苦労しますよね。細かく砕いて飲ませている飼い主さんも多いと思います。フードクラッシャーで薬の錠剤を細かくできたら便利ですよね。
本来の使用方法では無いのですが、硬さ的には問題無く砕けます。しかし、均等に砕けるわけではないので何度かプッシュが必要です。
一粒だけとかでは刃が当たらないので少量のドライフードと一緒に、何度か繰り返して細かくするのがよいでしょう。
フードクラッシャー 実際に使用している人の評判は?
実際に使用している飼い主さんの評判はというと、、、
☆大きいサイズのカリカリですと愛猫が喉を詰まらせるので買ってみました。
黄色の筒を押すだけでカッターの刃が下りてきてカリカリを割っていく仕組みです。
指などでは砕けないような固さのカリカリも細かくすることが出来ました。
☆一度に砕こうとすると砕けていない粒に執着して粉々が多く発生するので
少量ずつ砕くと無駄な粉を少なくできると思います。
☆10粒くらいなら30回ほどプッシュすると粉々になります。
分解も組立も簡単なので取り外せる部品は毎晩洗い翌朝までしっかりと乾かしてから使っています
☆勢いよくやるとカリカリが動いてうまく粉砕できないのでゆっくり歯をおろして当たったところで押し込むのがコツです。(カメラの半押しみたいなイメージ)
切れ味がいいので体重をそこまでかけなくても粉砕可能です。逆に体重をガンガンかけてやると刃こぼれやカップの底がすぐ駄目になりそう。
その他の多かった意見として
*簡単で使いやすい
*分解、水洗いできるのがよい
などが好評なポイントのようです。
逆にマイナスの評価であったのが、
*均等に砕きたいのなら何度かプッシュする必要がある
*大きいドライフードを砕くには力が必要
などでした。
電動ではなく手動なのでゆっくり押し込むようにするなどコツが必要みたいですね。
また、犬用の大きなドライフードなどは力の弱い女性の方だとちょっと苦労しているようでした。
フードクラッシャー 実売価格は?
いくつかのメーカーから発売されていますがおすすめはペティオなどペットメーカーのものです。
割と大きめのペットショップやホームセンターじゃないとあまり見かけないのですが、1800〜2000円前後が多いと思います。
ネットだと1300円台とかでも販売されているので、送料次第ですが現在ではネット購入の方したほうが安そうです。
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