猫ちぐらってご存知でしょうか?
猫ちぐらとは、長野県や新潟県などの民芸品で稲わらを編んで作ったネコ用の寝床のことです。地方によって猫つぐらとも呼ばれています。
稲わらで編んでいるので通気性が良いのですが、保温性にもすぐれているので快適な寝床として評判なんです。また、カマクラのようなその見た目の可愛さも人気の秘密です。
元々は人間の赤ちゃんのゆりかごとして、稲わらを編んで作った「つぐら」を猫用に編んだものといわれています。
その歴史は古く、江戸時代にはすでにあったといわれています。各地方に名人がいて、猫ちぐらは民芸品として大変人気がありました。
そんな猫ちぐらを是非我が家の愛猫にもプレゼントしてあげたいと思っていたのですが、やはり気になるのはそのお値段。
一般的なものでも5000円〜10000円近くするんですね。職人さんが作ったものだと3万円以上するものもあります。
たまにペットショップで見かけても、そのお値段に購入を躊躇してたのですが、なんと今回2000円以下という超お買い得の猫ちぐらを発見してしまいました!是非皆さんにもご紹介させていただきたいと思います。
なぜこんなに安い?お買い得な猫ちぐら
今回ご紹介させていただくのはこちらの猫ちぐら。
キャッティーマンというブランドの猫ちぐらです。お値段はショップによっても違うのですが、私の調べた最安値で1780円でした。
キャッティーマンを手掛けているのはドッグフードなどで有名なドギーマンハヤシ株式会社。創業50年以上の大阪の老舗メーカーです。あまりに安価なので海外メーカーのものかと思っていたのですが国内メーカーのものでした。これはちょっと安心ですね。
大きさもちゃんとしたサイズ。
幅30cm×奥行35cm×高さ30cmで大きな猫ちゃんにもピッタリです。
気持ちいいニャー
原材料には優しい肌触りのカイザ草を使用していました。カイザ草は水辺に自生する植物で丈夫なため編みカゴなどの民芸品や工芸品によく使用されています。バングラデシュなどの海外からの輸入や現地で加工されたものが多いです。国内の高価な猫ちぐらだと稲わらで製作されているものもありますが、1万円以下のものだと、ほとんどが稲わら以外の素材、ウォーターヒヤシンスなどが多いです。こちらもやはりベトナムなどの海外製が多いですね。
今回の猫ちぐらの安価なのもこの辺りに理由がありそうです。
*あとで調べたら原産国はバングラデシュでした。なんと手編みのようです!
稲わらでないとはいえデザインや快適性はバツグンのようです。
実際に購入した飼い主さんたちの評判も高評価でした。
☆設置後、すぐに入って眠ってました。
その後は出たり入ったりで、遊び場の一つのようです。宝物をいそいそと運んでます
☆多頭飼いなので、各々居場所がありますがちぐらが空いていると、スーッと中に入ってスヤスヤと眠っています。
気に入ってくれて、良かったー!!
☆近所で購入したのですが、うちの猫は見せたとたん中に入っていきました。
そのまま夕ごはんの声をかけるまで中で寝てましたよ。猫ちゃんにもよるのかもしれませんね。
なかなか好評のようです。
しかし中には低評価もありました。
☆入らないw慣れれば入ると思いきややっぱり入らない。
☆うちの子にははずれでした。
臭いは臭ってすぐどっかに行きます。
全く入りません。
どうも調べたところ草の匂いがけっこうするようです。その草の匂いが好きですぐに入ってくれる猫ちゃんもいれば、警戒して入らない猫ちゃんもいるようです。
マタタビの匂いなどと違い万人(猫)受けするわけではなさそうです。そこのところは猫ちゃん次第?ということになりそうです。
ちなみに草の匂いは天日干しでかなり無くなるようでした。
とはいえ、なかなかこのお値段でこのクオリティは見つからないと思います。
ネットショップなどで見かけたら是非ご検討してみてはいかがでしょうか?
ちなみに我が家は多頭飼いなので色々なタイプの猫ベッドを用意するようにしています。この猫ちぐらもラインナップに加えてみたいと思います!