猫は爪とぎが大好きです。
我が家のニャンズも段ボールの爪とぎ板でバリバリするのはもちろん、カーペットや壁紙など、やってほしくない場所でもお構いなしにバリバリやっています。
壁紙などをバリバリやっているのを見つけた時は思わず叱ってしまうのですが、猫達はキョトンとした顔であまり気にしていません。
一体なぜ猫は爪とぎをするのでしょう?
また、猫は爪とぎをしないとどうなってしまうのでしょうか?
爪とぎが嫌いな猫もいるのでしょうか?
今回は猫の不思議な習性「爪とぎ」について調べてみたのでご紹介いたします。
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猫が爪とぎをする理由
①爪を維持するため
猫は元々狩猟する動物です。身を守ったり獲物に襲いかかったりするのに鋭い爪は必要不可欠なのです。猫の爪は二重構造になっており古い爪が外側から剥がれていきます。
成猫だと大体2〜3週間で伸びてくるのですが、爪とぎをしないと伸びすぎてしまいます。狩りなどで爪を使う頻度が少ない家猫だと伸びすぎた爪がカーペットに引っかかったり、自分の肉球に食い込んでしまうこともあります。
②マーキングのため
猫の肉球には強烈な臭いをする臭腺があり、爪とぎと一緒にニオイをつけることができます。また爪跡にもマーキングの意味があり縄張りのアピールをしています。
また、壁の高い位置に爪跡を残すことによって、自分の体の大きさを誇示しているともいわれています。
③飼い主に対するアピール?
猫が飼い主さんにかまって欲しい時や注目を集めたい時にも爪とぎをすると考えられています。
せっかくニャンコがアピールしているのに、頭ごなしに飼い主さんがニャンコを怒ったり叱ったりしてしまうと拗ねてしまうかも。
また、飼い主が極端に反応したことを経験則としてニャンコが覚えてしまうと、何かを要求する時にバリバリ癖がついてしまうかもしれません。
とはいえ、所構わずバリバリされるのも考えもの。
もし、ニャンコが壁紙をバリバリするのを見つけたら、そっと抱き上げニャンコが嫌がる爪切りをするとかすると、マイナスのイメージを植え付けて、壁紙バリバリをしなくなると思います。
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