一般的に猫は水が苦手とされています。犬は水浴びが好きだったり泳いでみたりするのに不思議ですね。
理由として考えられるのが、猫の毛は濡れるとなかなか乾かないとか、幼い頃にシャワーでシャンプーされた経験で苦手になった説とかがありますが、有力な説として猫の祖先だったリビアヤマネコが砂漠出身だったことが原因だと考えられます。
昼夜の寒暖差が激しいので、濡れたまま夜を迎えることはとても危険だったのです。
その名残りで現在でも猫は水に濡れることを嫌っていると考えられています。
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ウチの猫はお風呂が大好き?
とはいえ例外はよくあります。
実はお風呂場が大好きな猫は意外に多く、中には湯船で入浴を楽しむツワモノ猫もいます。
ウチの猫たちもお風呂場が大好きな子がいて、家族が入るたびにお風呂場についてきて、バスタブの蓋の上でゴロゴロしています。
シャワーの水が多少かかっても平気なようです。
飼い主にくっついていたいからお風呂場まで猫がついてくるという話や、流れる水を飲むのが好きという理由でお風呂に来る猫はいるようなのですが、我が家のニャンコ達は人間が居なくても勝手に浴槽の蓋の上でゴロゴロしたり寝てたりします。
まるで湯気でサウナ浴を楽しんでいるかのようです。
泳ぐのが好きな猫もいる?
実は猫種によって水が好きな猫もいることがわかりました。
猫は運動神経が良いので泳ぐこともできる猫もいるようなのですが、毛が濡れるのを嫌がるのでまず自分から水に入ろうとはしません。また犬よりも皮脂が被毛に行き渡らないのでやはり濡れるのは危険です。
しかし調べると意外に泳ぎや水遊びが好きな猫はいました。
①ターキッシュバン
トルコ原産猫で実は水好き猫としては有名だそうです。
元々は湖の近くで水遊びしているのを目撃され有名になりました。長毛なのに被毛が防水仕様になっているのが特徴です。
②バン
同じくトルコ原産でターキッシュバンに似ているのですが白猫なのが特徴です。
トルコのバスケット大会のマスコットにもなりました。
③メインクーン
長毛種なのに被毛の撥水性がとても良く水遊びが好きな猫種のようです。
あんなに長い毛なので濡れたら乾かすのが大変そうに思えるのですが意外ですね。
猫が溺れてしまったらどうする?
基本的に猫は水が苦手なのであまり水回りには行かないはずですが、不慮のアクシデントでお風呂や川などで溺れてしまったらすぐに対処しましょう。
①水を飲んでしまったら
人間同様まずは水を吐かせます。
尻尾側を上にして頭が下になるように持ち上げ水を吐かせましょう。
呼吸困難な場合は人口呼吸も必要です。
②低体温に気をつける
猫の毛はとても乾きにくいので、まずは大きめのタオルで包み低体温症にならないようにしましょう。
タオルでよく拭いてあげたらドライヤーなどで乾かしてあげると良いでしょう。
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