猫の柄は組み合わせにより数種類に分類されますが、その多様な模様によって性格も違うといわれています。
もちろん育った環境も影響するのですが、今回は毛柄別にニャンコの性格を紹介いたします。
猫の柄は大きく分けると3種類?
猫の柄はその模様の入り方によって大きく分けると3種類に分類されます。しかし猫の種類は50種類程度ですので細かく分別していくともっとあります。
①単色(ソリッド)
白、黒などの単色の柄。ロシアンブルーなどのようにグレーのものもあります。
白猫は見た目のとおり高貴なイメージ。飼い主に対して独占欲が強く、他の猫に対しては強気。自然界では目立つ色だったことから警戒心も強いです。お嬢様のようなイメージ?
黒猫は性格は穏やかで人懐っこい子が多いです。見た目はクールなのに甘えん坊な性格です。
グレーは洋猫に多いですね。血統種別に違うのですが、警戒心が強く繊細な子が多いといわれています。
②二色。三色。(ブチ、三毛猫など)
黒白、白黒。黒と白の2色をもった猫。色の割合で黒が多ければ黒白。白が多ければ白黒と呼ばれます。牛などと一緒ですね。
黒白はおとなしく穏やかな性格。
白黒は気が強い子が多いようです。
三毛猫は白ベースに黒と茶色が入った模様。
有名なのは遺伝的にオスがほとんどいないこと。オスの生まれくる確率は3000分の1ともいわれています。
三毛猫は好奇心旺盛、器用、賢い子が多いです。ちょっと気まぐれです。
サビ猫は黒、茶、赤のマダラ模様。べっこう猫などとも呼ばれ、ヨーロッパでは人気の模様です。
三毛猫同様にほとんどメスですが、性格は三毛猫よりも甘えん坊で人懐っこいです。賢く協調性もあります。
③縞模様(サバトラ、茶トラ、キジトラ)
キジトラは茶色ベースに黒縞柄のもの。オスメス問わず多い模様です。
慣れるまでは警戒心が強いですが、一度懐くと甘えん坊な子が多いです。
茶トラはオレンジ系の茶ベースに赤褐色の縞柄のもの。人懐っこく甘えん坊な子が多いです。
サバトラは灰色ベースに黒縞柄のもの。
性格はあまり柄にとらわれず個体差があるのが特徴です。人懐っこい甘えん坊もいれば、警戒心の強い子も両方いるのが特徴です。
どちらの性格かよく見極めて、その子に合った付き合いをしていくと良いでしょう。
上記以外にも猫には白黒ブチのハチワレや、白ベースに縞模様などたくさんの模様があります。
一般的には白ベースの子は気が強い子が多い傾向といわれています。また縞柄、特にキジトラベースの子は警戒心が強いといわれています。
とはいえやはり育った環境に一番影響されるので、同じ柄でも個体差があります。人間の星座占いや血液型占いと同じくらいの感じで参考にしてみるのがよさそうです。